シアル酸とはききなれない名称ですが、一体どのようなものなのでしょうか。

 

これは細胞表面の情報伝達に欠かせない糖鎖の成分です。食材としては、牛乳・鶏卵、さらにツバメの巣にも含まれています。そしてその効能は、免疫力を向上させたい・美肌や豊な髪を保ちたい人に向いています。

糖鎖は核酸やタンパク質に次ぐ生体物質です。人体の中では母乳や唾液・脳の神経細胞・生殖器官に多く存在します。免疫力・内蔵の各機関の強化・自然治癒力向上にかかわっています。母乳中には、出産後10日までの初乳において含有量が多いとされます。新生児の免疫機能を補ったり、下痢の原因になるウィルスの感染を防ぐなど、重要な役割を果たします。また脳の発達にも関わり、脳や中枢神経中に多く含まれ、その量は乳幼児時代がピークとなります。

 

抽出は動物由来の天然食材すなわちツバメの巣・牛乳・鶏卵から行われます。ツバメの巣は中国で古くから珍重されていて、美容と健康に良い、ただし限られた地域からでしか入手不可能で、高級品として珍重されてきました。

 

この成分に免疫力を高める効果があるのは次の理由によります。ウィルスや菌と結合する働きがあるので、感染症を予防するのです。また病原体の侵入を感知し、免疫細胞に対してそれらを取り除くよう命令するのです。インフルエンザに対する有効性も研究されています。

 

美肌効果としては、細胞と細胞のつなぎ薬になって情報伝達系統をなし、シミ・シワ・たるみを引き起こす酸化を防ぎます。またコラーゲンやヒアルロン酸が必要なところへ誘導するという働きがあります。

 

更に神経刺激作用があるので育毛効果があるとされ、育毛剤の成分にも含まれています。